賃貸物件を検討している方へ、積水ハウスのシャーメゾン設備用語簡単解説。

こんにちは。

実は私事ですが、今年の4月に積水ハウスのシャーメゾンへ引越をしました。

引越を検討するにあたり、悩まされたのがシャーメゾンブランドのみの専門用語や、最近の住宅用語て、これってどういう事と思うことがあったので今回は簡単に用語解説致します。

シャーメゾン専門用語、よく聞く住宅用語

今回解説する用語は、以下です。

  • シャーメゾンとは?
  • シャーメゾンガーデンズ
  • ホテルライク
  • シャイド55
  • BELS
  • シャーメゾンZEH
  • エコキュート・エコジョーズ
  • スマートロック・IOT対応物件
  • シャーメゾンプレミア

聞き慣れた用語から、初めて聞く用語もあると思いますが、順番に解説します。

シャーメゾンとは

そもそも、シャーメゾンとは

積水ハウスが建設・運営・管理する賃貸ブランドを「シャーメゾン」と言います。

積水ハウスは設立60年以上のハウスメーカーで、賃貸ブランドであるシャーメゾンは、ハウスメーカーで培ってきた技術で施工された賃貸物件となります。だいたい3階〜4階建ての低層マンションの物件がほとんどです。

シャーメゾンには、ハウスメーカーの様々なノウハウが採用されており、様々なオリジナルの設備、用語があります。

シャーメゾンガーデンズ

それでは用語解説をはじめます。

最初に紹介するのはシャーメゾンのオリジナル設備で多くの物件に、採用されているのが、シャーメゾンガーデンズです。

これは部屋の設備ではなく、庭や観葉植物等を配置することで物件の外観を良くすること。外から室内が見えづらくする遮蔽効果と、室内からは庭が見えるため景観を良くする設備です。

物件の外観以外は1階の低層階にメリットのある設備です。庭の手入れは管理会社で実施するため入居者による手入れは不要です。

ホテルライク

シャーメゾンの物件をサイトを閲覧しているとよく出てくる用語が、ホテルライクです。

一般的には、ホテルライクというとホテルみたいな部屋、設備を指しますが、シャーメゾンでのホテルライクは、内廊下のことを指します。

内廊下とは、部屋の玄関がホテルみたいに室内にある物件を指します。

玄関自体が室内にあるため、雨風・花粉・黄砂で玄関が汚れることや、玄関先の結露、冷気侵入などがないことが内廊下のメリットになります。

デメリットがあるとすると、緊急時に屋外へ逃げる際は、玄関から出ても外では無いため、避難経路は、事前に確認しておく必要があります。

シャイド55

次にシャイド55に関してです。

積水ハウスは、防音性能にも力を入れておりシャイド55とは、積水ハウスで標準採用している防音床材のことです。

シャイド55とはどれくらいの防音性能かというと上層階の足音が階下へ響かないレベルの防音性能となります。

物件の種類で比較すると、

木造・鉄骨造>シャイド55≧鉄筋コンクリート造マンション

そのため高層マンション並の防音性能を有する床材を採用していると考えて頂ければ問題ないです。

BELS

BELSは、建築物件の省エネ性能を表示する第三者認証制度のことです。

つまり物件で発生する光熱費の省エネ性能を外部で評価頂き表示することができる制度です。

評価内容としては部屋の断熱性が高いため、暖房費が節約できるとか、夏場の外気を遮断し冷房費を抑えるれることを評点化していると考えて下さい。

ちなみにですが、BELSの審査を受けているだけで、省エネ性能が高いかどうかは別になります。

審査の結果省エネ性能が低い可能性もありますが、審査を受けている事実を記載しているだけの物件もあるため内容を確認することが重要です。

シャーメゾンZEH

次にシャーメゾンZEHです。

まず一般的なZEHに関してです。

ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、物件の高断熱化、高効率設備で出来る限り光熱費を抑えて、太陽光発電の発電量と売電コストにより光熱費の収支を、±0円に収めることを目指した住宅のことです。

最近は原油価格の高騰に伴い、電気代が値上げしているため、非常に関心の高い設備です。

私も太陽光発電のある物件に住んでおりますが、光熱費の収支は、ほぼ0円に近い状態です。

太陽光発電に関しては、注意点やメリット・デメリットが有りますが、ここでは割愛します。

シャーメゾンZEHは、シャーメゾンブランドでこのZEHに取り入れた物件のことになります。

エコキュート・エコジョーズ

次にエコキュート・エコジョーズに関してです。

両方とも省エネ給湯器の名称ですがそれぞれ違いがあります。

まずエコキュートについてです。

エコキュートは、ヒートポンプにより空気中の熱を取り入れて、お湯を沸かす電気給湯器となります。また電気代が安い夜間にヒートポンプを動かし、給湯タンクにお湯を貯めることで、電気代を節約する構造になっており、ガス給湯器より1/3光熱費を節約できるとされております。

但し、給湯タンクにお湯を貯める仕組みのため、給湯タンクの容量以上にお湯を使用すると、水しか出なかなるリスクがあるためタンク容量は、事前に確認する必要があります。

次にエコジョーズについてです。

エコジョーズは、省エネ性能が高いガス給湯器でガスと、ガスの排熱の2段階でお湯を、沸かすことにより給湯効率を向上させる給湯器です。

こちらは、エコキュートと比較すると光熱費が高く、通常のガス給湯器と比較して15%ほど光熱費を節約できる給湯器です。

このエコジョーズが世の中すべての給湯器に適用してないことにも理由があります。

それは、ガスの排熱によりお湯を沸かした際に、外気温度との差で結露が発生することと、結露で発生した水が酸性の液体になるため、そのまま排水すると環境にとって有害な液体を排出することになるからです。

そのためエコジョーズでは、排水の処理のため給湯器内に液体を中和するドレン排水設備を設置する必要があり、その設備のメンテナス管理が必要になる点がデメリットとなります。

スマートロック・IOT対応物件

次にスマートロック・IOT対応物件に関してです。

まずスマートロックとは、部屋のwifeと玄関ドアを連携させることでスマホから玄関の開け締め、解錠履歴を把握することが出来る設備です。

このスマートロックと連携する中でIOT設備を備え、エアコンなどのIOT家電と連携することで、スマホにより外出先からエアコンを動かし、帰宅前に部屋を涼しくするなどが出来ます。

シャーメゾンプレミア

最後に、シャーメゾンプレミアに関してです。

シャーメゾンプレミアは、通常のシャーメゾン物件よりもより良いサービスを提供する上位物件となります。

ホームページ上に、シャーメゾンプレミアのポリシーは、記載されておりますが具体的な設備、サービスの詳細は公開されていないため、シャーメゾンプレミアを名乗れる物件の条件は、不明なのが実情です。

一応ホームページを確認して、シャーメゾンプレミア物件の共通設備をまとめたので紹介します。

  • 24時間ゴミ出し(マンション内にゴミ保管庫があり、管理会社が曜日ごとにゴミ出し実施)
  • スマートロック・IOT対応物件
  • シャーメゾンガーデンズ
  • ホテルライク
  • 宅配BOX
  • マンションロビー(ソファー、机)
  • ワーキングスペース

上記の設備がシャーメゾンプレミアの共通設備と考えています。

シャーメゾンZEHが無い物件でも、シャーメゾンプレミアの物件は存在するためZEHは、必須設備ではないと思われます。

最後に

今回は積水ハウスのシャーメゾンと住宅用語に関して解説をしました。

今後も様々な設備・用語が増えると思いますので下記に積水ハウスシャーメゾンの公式ページのリンクを貼っておきます。

最後まで閲覧頂きありがとうございました。

内容に関して良ければシェアの程よろしくお願い致します。